この本はイーディス・ホールデンという英国の女性が1906年の一年間、言葉と絵で記した自然観察日記です。

繊細で柔らかい線と色遣いで描かれた草花や鳥や虫たち。

エニシダ、ヒース、ジギタリスなどの植物の名を聞くだけでも英国の田園風景の中に入り込み、幼いころに読んだマザーグースやピーターラビットの記憶と重ね合わせ、とても幸せな気持ちになります。

さらにシェイクスピア、ワーズワース、バイロンなど聞いたことはあるけど読んだことはない自然讃美の美しい詩がゆったりとした気持ちを増してくれます。

身近な自然、ちいさな命を愛していたイーディス・ホールデンのあたたかい思いに触れたら、暖かな午後に表に出て草花をスケッチしてみたくなりました。

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◇イーディス・ホールデン/著/岸田衿子 前田豊司 訳
◇サンリオ/刊