朝、パンの香りで目覚めて焼きたてのパンを囲んで家族で朝食、、、憧れますよね。
そんなありふれた願いを Fast に叶えてくれるのがホームベーカリー。今や5000円を切る値段から購入でき、我が家でも失効してしまうマイレージがホームベーカリーに化けてから、家で焼いたパンが朝食にでてくるようになりました。

ただ、やはり?自分で作るにも限界があるようで、メーカーの推奨レシピでは、あまり粉の風味を感じられない、ふかふかのパンが出来上がります。このある意味 fast foodとも言えるお手軽ホームベーカリーのパンに、Slow の良さを足し合わせ、普通のドライイーストと普通の強力粉で、風味の豊かなパン(あくまで個人的な感想ですが)を焼く方法を掲載しようと思います。

 

「ビガ」と呼ばれるイタリアのパン種を知ったのは、北村光代さんの「粉から作るパスタとイタリアパン」の本です(北村さんも鎌倉の稲村ケ崎在住とか)。

イタリア産のグルテンの弱い粉を、しっかり膨らませ、香りを醸成するためにビガと呼ばれるパン種を作り、12時間から最大48時間熟成をさせ、パンを焼くときにメインの生地に混ぜ込む方法を取るそうです。この方法を、日本の市販の強力粉とドライイーストを使ってアレンジするのですが、実際、北村さんレシピのビガを使ったイタリアパンは、今までで一番好みの、噛みごたえのある、食事に合うパンが焼けました。

 

ホームベーカリーでこのビガを使う方法ですが、私流は、まずパンを焼く日の前日に、強力粉(本当に普通の、こだわりなしの粉)100gに、ぬるま湯100cc、ドライイースト小さじ1/8~1/4程度を蓋のしまる入れ物に入れて、混ぜて、置いておく。

翌日の夜、ホームベーカリーでパンを焼く時に、通常の粉、水、イーストの分量を少し少なめにして(250g 粉を使うレシピならば、200gに減らし、イーストは半量くらいに。分量は適当でも案外大丈夫)、粉を混ぜるとき、あるいはタイマーをセットした状態で、とろとろのビガを全部加えて置いておく。ただこれだけです。

前日にビガを仕込むのを忘れてしまうと、もう手遅れだけど、パンを仕込むその時に、翌日分、あるいは翌々日分のビガを一緒に作ってしまえば、常に使えるビガが台所にある状態になるので便利です。一度試してみてください。

ビガ入りのパンレシピは、日本語のwebサイトでは見つけられませんでしたが、英語ならば、Biga bread、Biga starterなどで検索するといくつもレシピがでてきます。ご参考まで。