北京は日に日に寒くなり、朝はいつも-5度から-10度の冷え込みです。
北京もクリスマス一色でリアルサンタさんの顔シールがいたるところに張ってあります。
空気がとても乾燥していて、風邪を引きやすい環境ではありますが、自己免疫力を高めることで少しは風邪予防にも役に立つのではないかと、私の通っている教室から気功を取り入れた太極拳の紹介をしますね。
先生は沖縄に13年間滞在し、気功・太極拳を教えてきた方です。
太極棒を取り入れ、太極棒術、気功、太極拳、心の持ち方などを教えてくれます。
(太極棒についてはこちらに詳しく紹介されています。)
http://www.rzwh.org/taikyokubou.html
今日は自宅で簡単に出来る太極拳の基本功のひとつを紹介いたします。(馮志強老師より)
気功・太極拳で大切なことは「放松(ファンソン)」リラックスです。中国語ではゆるめる・力を抜く・自由の身にするといったような意味です。
まず足を肩幅に開いて立つ。姿勢は中正不変(体軸をまっすぐに保つこと)を守るよう。
百会(頭頂のツボ)を天に向ける。そして両足を自然な形で少し曲げて、手を丹田(臍(へそ)より少し下のあたり)に置く。そして丹田を内視(目ではなく、意識でみる)しながら自然にまかせて鼻で息を吸い、鼻からゆっくり呼吸する。そしてときどき体重をゆっくり左右の足に移す。
イメージをすることもとても大切です。
私は海や山に囲まれた逗子、葉山をイメージしながら目を閉じ静かに行うことで、とても役にたっています。
目まぐるしく忙しくなる年末ですが、ふと立ち止まってやってみてはいかがでしょうか。
(林先生・太極棒)