逗子銀座通りのおもちゃの『のんきや』さんの横をちょっと入ったところにある古本屋さん『ととら堂』。

5月25日に行われた「ヨミキカセライブ」にお邪魔させていただきました。

開始の15分前にお店に到着すると、すでに3組の子どもとママ達がお店の前で開店を待っていました。

10時になるとパパやママ達に連れられて小さな子ども達が、お店の奥にあるイベントスペースに続々と入ってきました。イベントスペースは手作り感のある温かい雰囲気のかわいいお部屋で、とっても落ち着く感じ。小さい子達はママのおひざに抱っこして、少し大きい子は前のベンチに座りました。

 

いよいよヨミキカセライブの始まりです。

読み聞かせをしてくれる3人の方は皆さん本が大好きで、是非子どもたちにも本の楽しさを伝えていきたいとのことで始まったそうです。

まずは手遊び歌ではじまりはじまり~

はじめの絵本は「がたんごとんがたんごとん」

小さい子も大きい子もまっすぐ絵本を見て集中し始めました。

 

お次は「ちびくろさんぼ」ちょっと長いお話ですが、最後まで真剣な顔で聞いていました。

1歳くらいの子でもじっと聞き入っていて、驚きました。みんな絵本が好きなんですね。

 

次の絵本の前にまた手遊び歌。みんなで少し体を動かして気分転換します。

 

今度のお話は「でてこいでてこい」

みどりの葉っぱ。「だれか かくれてるよ でてこい でてこい」
みどりのかえるが飛び出します。「げこ、げこ、げこ」

リズミカルな文章とカラフルな絵でとっても楽しい絵本です。

「でてこいでてこい」とみんなで声を合わせたり、隠れているのはなんだろう?「うさぎ~」と大きな声でなぞなぞに答えたり。

みんなで参加できて楽しい!

こちらでは、「ヨミキカセライブ」もかれこれ8回以上開催しているそうです。

絵本と絵本の間に何度か手遊び歌が入ったり、短いリズム感のある絵本の後には少し長めのお話になったり。さすが子どもたちを飽きさせない工夫がいっぱいです。

 

お次は「こすずめのぼうけん」。

大きな絵本が出てきました!

 

そして最後の絵本は「ふうせんねこ」です。

怒りんぼのねこさんはなんでもいやだいやだ。「かたづけるのいやだ」と言ってはほっぺを膨らませてぷー。そのたびに風船で作ったねこさんの顔はぷーっと膨らんでいきます。「いもうとにやるのはいやだ」でまたまたぷーっ。「かってくれなきゃいやだ」とねこさん。ねこさんの顔はどんどん膨らんで…なんとお空にとんでっちゃった!

最後にいっぱいの風船がお部屋中にまかれて子ども達は大喜び!夢中で風船を拾い上げました。

 

あ~楽しかった!とっても充実したライブでした。

3人の読み手さん達はとてもスムーズに次から次へと読み聞かせや手遊び歌を行っていました。途中休憩なく40分くらいの「ヨミキカセライブ」でした。

古民家を改装したお店の中には絵本、料理、旅、音楽、美術、小説などなどテーマごとに本がぎっしりと詰まっています。

「ヨミキカセライブ」の後にもしばらく本に夢中になっている家族もありました。

 

『ととら堂』店主の木村さんにお話を伺いました。

「ヨミキカセライブ」の内容は読み手さん達が主導で季節によってテーマを変えていくそうです。そして当日は大まかなプログラムは決まっていますが、その日の小さなお客さんの様子を見て変えていくこともあるそうです。だからこんなに小さな子どもたちも40分間も飽きないでいられるのかなと思いました。また、『ととら堂』ならではの「ヨミキカセライブ」として音楽の演奏があったり、ふうせんの演出など毎回色々な演出をやっているそうです。

「ヨミキカセライブ」の開催は不定期です。

お店ではこのほかにも大人向けの「夜のヨミキカセ」  や「かぎ針編みのワークショップ」などいろいろな楽しい企画があるそうです。

詳しくはココをクリック→ととら堂

古本イサド ととら堂

・住所:〒249-0006 神奈川県逗子市逗子5-3-39

・営業時間11:00~22:00(過ぎ頃まで)

・定休日月曜日

・お問い合わせTEL:046-876-8606 E-Mail:info@totorado.com

・アクセスJR逗子駅東口、京急新逗子駅北口2より徒歩5分